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クリスマス用にと書いた『霰太cross』の裏ばなしです。
題名はすごい前から決まっていました。つか、ハセはノートに『なんとなく思いついた題名』なる不可思議なページを作っていて、そこに書いてあったんです。『霰太cross』っていうのが。
え~、制作日誌をみてみると12月23日に書き始めています。でもこれは早々にボツになっていまして、24、25日と別バージョンを書いていました。でも25日も終わりかけるころ、なんか違うな~と思いまして、それも没りました。
結局、26日(正確には27の2時頃だったかなー?)に完成したのが、本家の方に載せてあるやつです。めっちゃ時間の無駄ですね。
ここからが裏ばなしです。裏ばなしといってもあんまり、役に立たないですよ。
ボツにしたやつには霰太と紗雪と幸雪の他にも登場人物がいました。サンタクロースの島に霰太と一緒に住んでいる戸中居(となかい)というペンギンがいました。口調は丁寧だけど毒舌なやつで、ハセのお気に入りです。あと名前のみの登場ですが、トナカイのトニッチョリーていうのもいました。
なぜボツにしたかというと、ちょっと完成が見えなくなりまして……。
ハセは最初、クリスマス短編は原稿用紙5、6枚くらいにしようと思っていたんですが、どんどん長くなっていくんです。
霰太と戸中居の会話が楽しすぎて、どんどん「 」が増えていったのです! このままじゃ完成して載せられるのがいつになるかわからないなぁ、と思いまして……没りました。
でも、戸中居は本当好きなキャラです。すみません、ちょっとだけ霰太と戸中居の会話を載せさせてもらいます。
バイクに乗って街に行く霰太に戸中居がマフラーを渡した場面です。
***
「霰太さん、外はとても寒いですから、これを巻いていくといいですよ」
笑顔で言う戸中居を霰太さんは目を見開いて見つめています。
「本気でホワイトクリスマスを狙っているのか? お前。変わったことをするにも程がある」
「あ、人の好意を素直に受け入れられない人って最低ですよ。自分が他人に打算なしの好意を与えていない証拠です」
「戸中居はペンギンだ」
「む、むむ。ペンギンの好意を素直に受け入れられない霰太さんは最低です」
心外そうにそっぽを向いた戸中居に、
「ありがとう、戸中居」
という言葉を残すと、あっという間に霰太さんは夜の闇の中に消えてしまいました。
ホントすいません。ハセの趣味100%で。
え~と、あんまり裏ばなしじゃないですけど、これで終わります。