携帯のこと。

　ここでいう携帯とはもちろん携帯電話のことである。けっして携帯ラジオや携帯トイレのことではないのでそこを念頭に置いていただきたい。

　ハセははっきり言って、携帯をあまり使いこなせる人間ではない。携帯の全機能を100だとするとどう見積もってもせいぜい、20パーセントくらいしか使いこなせていないのではないだろうか。電話をかける、メールを使う、音楽を聴く……この三つ以外、ハセが携帯を使う場面が思いうかばない。20パーセントも使いこなせていないのは明らかである。

　メールというのもあまり好きではない。あれは、実に疲れる。目が痛くなるわ、指がつりそうになるわ、いいことがない。なので機械のごとくにあのちっこいボタンをぽちぽち打っている人間――女子高生などに多いイメージがあるのだが――を見るとハセは、ある一種、畏敬にも似た気持ちをその人物に抱くのである。

　さて、ここまでダラダラと前置きにもならない前置き文を書いてきたわけであるが、結局ハセは何が言いたいのであろうか？　ずばり、言おう。

ハセの携帯はそろそろ寿命を迎えそうなのである。

……。ハセに向けられるひどい罵声が聞こえてきそうである。が、そこはあえて無視させていただいて話を続ける。
最近のハセの携帯の不具合というかなんというかは半端ない。いじくっていたらいきなりプッツンするし、充電も24時間持たない。10数時間しか持たないのだ。これはもはや電池自体が老いぼれてきたと抗議しているに違いあるまい。
　もし、買い換えるならどのような機種がいいだろうか。簡単なのが良いと切に思うハセである。

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　いやはや、ここまで読んでくださった方はいるのでしょうか？　もし読んでくださったならありがとうございます。なんとなくこんな文体で日記を書きたくなったもので。それもテーマが携帯って……。我ながら訳が分からないです。